few / a few / little / a little 違い|少ないを表す英語のニュアンスの違い

英語で「少ない」と言いたいとき、few / a few / little / a little のどれを使えばいいのか迷いやすいですよね。

この4つは、どれも「少ない」に関係する表現ですが、実際には次の2点で使い分けます。

1. 数えられる名詞か、数えられない名詞か
2. 「少しはある」と言いたいのか、「ほとんどない」と言いたいのか

ここを整理すると、4つの違いは一気にわかりやすくなります。

目次

few / a few / little / a little の違いをまず表で整理

まずは全体像をつかみましょう。

スクロールできます
表現使う名詞基本の意味ニュアンス
few数えられる名詞の複数形ほとんどない否定的
a few数えられる名詞の複数形少しある、いくつかある肯定的
little数えられない名詞ほとんどない否定的
a little数えられない名詞少しある肯定的

たとえば、

  • few books = 本がほとんどない
  • a few books = 本が数冊ある
  • little time = 時間がほとんどない
  • a little time = 時間が少しある

という違いになります。

迷ったら、まずは「数」か「量」かを見るのがコツです。

まずは few と little の違いを覚える

最初に押さえたいのは、few は「数」little は「量」に使うということです。

few は数えられるものに使う

few / a few は、数えられる名詞の複数形と一緒に使います。

たとえば次のような語です。

  • books
  • students
  • days
  • chairs
  • mistakes

例文を見てみましょう。

  • I have a few books.
    私は本を数冊持っています
  • I have few books.
    私は本をほとんど持っていません

ここでは books が数えられるので、few / a few を使います。

little は数えられないものに使う

little / a little は、数えられない名詞と一緒に使います。

たとえば次のような語です。

  • time
  • money
  • water
  • information
  • advice

例文はこちらです。

  • We have a little time.
    私たちには少し時間があります
  • We have little time.
    私たちにはほとんど時間がありません

ここでは time が数えられないので、little / a little を使います。

a が付くかどうかでニュアンスが大きく変わる

この4つでいちばん大事なのは、実は a の有無 です。

同じ「少ない」でも、a があるかないかで話し手の気持ちが変わります。

a few / a little は「少しはある」

a fewa little は、少ないながらもゼロではないという感覚です。

言い換えると、
「十分とは言えないかもしれないけれど、少しはある」
というニュアンスです。

例文を見てみましょう。

  • I have a few friends in Tokyo.
    東京に何人か友達がいます
  • I need a little help.
    少し助けが必要です

どちらも、足りない感じよりは、存在していることに意識があります。

few / little は「ほとんどない」

一方で、fewlittle は、足りない・期待より少ない・ほぼないという感じです。

例文はこちらです。

  • I have few friends in Tokyo.
    東京にはほとんど友達がいません
  • We have little time left.
    残り時間はほとんどありません

こちらは、単に少ないだけでなく、不足感不満足感が出やすい表現です。

同じ事実でも、伝わる印象が変わる

次の2文を比べてみてください。

  • I have a few ideas.
    アイデアがいくつかあります
  • I have few ideas.
    アイデアがほとんどありません

どちらも「多くはない」という点では似ています。
ただし、前者は前向き、後者は後ろ向きです。

この差はとても大きいので、英作文でも会話でも重要です。

few / a few / little / a little を例文で比較

ここからは、4つの違いが感覚でわかるように、セットで比較していきます。

few と a few の違い

few は「ほとんどない」、a few は「少しある」です。

  • There are few restaurants around here.
    このあたりにはレストランがほとんどありません
  • There are a few restaurants around here.
    このあたりにはレストランがいくつかあります

前者は「困るくらい少ない」感じです。
後者は「多くはないが、あるにはある」という感じです。

little と a little の違い

little は「ほとんどない」、a little は「少しある」です。

  • I have little money with me.
    手持ちのお金がほとんどありません
  • I have a little money with me.
    手持ちのお金が少しあります

こちらも同じで、a があると印象がやわらかくなります。

会話でよく出るペア

実際の会話では、次の組み合わせがよく出ます。

スクロールできます
言いたいこと自然な形
友達がほとんどいないfew friends
友達が何人かいるa few friends
時間がほとんどないlittle time
時間が少しあるa little time
お金がほとんどないlittle money
質問がいくつかあるa few questions

このあたりをそのまま覚えると、かなり使いやすくなります。

迷ったときは3ステップで選ぶ

実際に英文を作るときは、次の順番で考えると迷いにくくなります。

1. その名詞は数えられるか

まず、後ろの名詞が数えられるかどうかを確認します。

  • books → 数えられる
  • students → 数えられる
  • time → 数えられない
  • money → 数えられない

ここで分かれます。

  • 数えられる → few / a few
  • 数えられない → little / a little

2. 「少しはある」か「ほとんどない」かを決める

次に、言いたい気持ちを決めます。

  • 少しはあるa few / a little
  • ほとんどないfew / little

3. そのまま組み合わせる

たとえば「時間が少しある」なら、

  • time → 数えられない
  • 少しはある → a little

なので、a little time になります。

「友達がほとんどいない」なら、

  • friends → 数えられる
  • ほとんどない → few

なので、few friends です。

数えるかどうか → ニュアンス → 決定
この順番で考えると、かなり整理しやすくなります。

よくある間違いと注意点

ここはつまずきやすいポイントです。先に知っておくと失敗しにくくなります。

few money は使えない

money は数えられないので、few money にはできません。

  • × few money
  • ○ little money
  • ○ a little money

「お金」は日本語だと枚数や硬貨の数を意識しがちですが、英語では通常、量として扱うのがポイントです。

a few information も使えない

information も数えられない名詞です。

  • × a few information
  • ○ a little information

「情報がいくつか」と言いたいとき、日本語の感覚で a few を付けたくなりますが、英語では不自然になります。

little は「少ない」以外の意味もある

little には、量が少ないという意味だけでなく、小さいという意味もあります。

  • a little water
    少しの水
  • a little dog
    小さな犬

同じ little でも、何を説明しているかで意味が変わります。
特に a little + 名詞a little + 形容詞/副詞 は混同しやすいので注意しましょう。

few / little はやや硬く感じることがある

fewlittle は、特に単独で使うと少しかたい印象になることがあります。

会話では、場面によっては次のような表現のほうが自然に聞こえることもあります。

  • not many people
  • not much time

ただし、few / little が間違いというわけではありません。
文章や説明文、少しかしこまった言い方ではよく使われます。

覚えておくと便利な関連表現

基本を押さえたら、よく一緒に出る形も見ておくと実力が上がります。

very few / very little は「かなり少ない」

very が付くと、少なさがさらに強調されます。

  • Very few people knew the answer.
    答えを知っている人はごくわずかでした
  • We have very little time.
    私たちにはほとんど時間がありません

不足感をはっきり出したいときに便利です。

only a few / only a little は「少ししかない」

a few / a little は本来やや肯定的ですが、only が付くと「それだけしかない」という意味が強くなります。

  • I have only a few coins.
    コインを少ししか持っていません
  • There is only a little milk left.
    牛乳が少ししか残っていません

つまり、a があるから必ず前向きとは限らず、前に来る語でも印象が変わります。

quite a few は「かなり多い」

これは意外ですが、quite a few は「かなり多くの」という意味で使われることがあります。

  • Quite a few people joined the event.
    かなり多くの人がそのイベントに参加しました。

few が入っているのに、意味は多い寄りになるので、セットで覚えておくのがおすすめです。

few / a few / little / a little を覚えるコツ

細かいルールを全部暗記しようとすると、かえって混乱します。
覚え方はシンプルで十分です。

コツ1:few は数、little は量

まずはこれだけ覚えてください。

  • few = 数
  • little = 量

この土台があるだけで、かなり間違いが減ります。

コツ2:a があれば「少しはある」

次に、a を見たらこう考えます。

  • a few / a little = some に近い
  • few / little = almost no に近い

つまり、

  • a がある → ある
  • a がない → ほとんどない

とざっくり覚えると、実践で使いやすいです。

コツ3:よく使う組み合わせを丸ごと覚える

単語単体ではなく、セットで覚えると定着しやすくなります。

  • a few days
  • a few questions
  • few people
  • a little time
  • a little money
  • little information

英語は、単語だけでなくかたまりで覚えるとミスが減ります。

few / a few / little / a little に関するよくある疑問

a little は名詞以外にも使える?

はい、使えます。

a little は「少し」という意味で、形容詞や副詞をやわらかくするように使われることがあります。

  • I’m a little tired.
    少し疲れています。
  • He speaks a little slowly.
    彼は少しゆっくり話します。

この場合の a little は、名詞の量を表しているというより、程度を表しています。

few や little は名詞なしでも使える?

使えますが、名詞なしの few / little はややかたい表現になることがあります。

  • Few know the truth.
    真実を知る人はほとんどいません。
  • Little is known about the case.
    その件についてはほとんど知られていません。

一方、a few / a little は名詞を省いて使いやすい場面があります。

  • I only need a few.
    いくつかあれば十分です。
  • Can I have a little?
    少しいただけますか。

まとめ|few / a few / little / a little の違いは「数・量」と「ニュアンス」

few / a few / little / a little の違いは、次の2軸で考えると整理できます。

① 数えられるか、数えられないか
② 少しはあるのか、ほとんどないのか

最後にもう一度まとめます。

表現意味
few数えられるものがほとんどない
a few数えられるものが少しある
little数えられないものがほとんどない
a little数えられないものが少しある

迷ったら、次の一文を思い出してください。

few は数、little は量。a があれば少しはある。a がなければほとんどない。

このルールが頭に入れば、英作文でも英会話でもかなり使い分けやすくなります。

この記事を書いた人

英語表現の意味・違い・使い分け、英語例文・英語メール・会話フレーズ、英会話のコツ・勉強法、英検・TOEIC・TOEFLの対策方法、英語学習アプリ・オンライン英会話・英語コーチングなどの情報を発信しています。
自身の英語学習経験と、教材・学習サービスの利用経験をもとに、初心者にもわかりやすく、実際に役立つ情報を重視して記事を作成しています。記事は辞書・公式情報・教材情報などを確認し、必要に応じて内容を更新しています。

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