literally 意味|ネイティブがよく使う本来の意味と強調の使い方

literally =「文字どおり」と覚えている人は多いですが、ネイティブの会話ではそれだけでは足りません。

実際の英会話では、本来の意味で使うliterallyと、気持ちを強く出すためのliterallyの両方がよく出てきます。
そのため、辞書の意味だけ知っていても、会話で聞くと「え、今の意味はどっち?」と迷いやすい単語です。

この記事では、literallyの意味を初心者向けに整理しながら、本来の意味強調の使い方を分けてわかりやすく解説します。
最後まで読むと、literallyを見たときに「文字どおり」なのか「マジで」なのかを判断しやすくなります。

目次

literallyの意味は「文字どおり」だけではない

実際は3つの感覚で押さえるとわかりやすい

literallyは、実際には次の3つの感覚で覚えると使いやすくなります。

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使い方ニュアンス自然な日本語訳例文
本来の意味比喩ではなく、そのままの意味文字どおりにHe took my joke literally.
事実を強く言う本当にその通りだと強調する本当に、まさにI literally live two minutes away.
感情を大げさに出す誇張して気持ちを強めるマジで、ほんとにI literally died of embarrassment.

ポイントは、強調のliterallyにも2種類あることです。

1つは、「本当にそうだよ」と事実を強く言う用法
もう1つは、「マジでやばい」のように気持ちを大げさに出す用法です。

この違いを意識すると、ネイティブの会話がかなり聞き取りやすくなります。

literallyの本来の意味

比喩ではなく、そのままの意味を表す

literallyのいちばん基本の意味は、「文字どおりに」「比喩ではなくそのまま」です。

たとえば、英語では比喩表現がたくさん使われます。
その表現を、比喩ではなく本当にそのまま受け取るときにliterallyを使います。

例文を見てみましょう。

  • He took what I said literally.
    私が言ったことを彼は文字どおりに受け取った
  • I didn’t mean it literally.
    それを文字どおりの意味で言ったわけではない
  • Are you speaking literally or figuratively?
    それは文字どおり言っているの? それとも比喩?

この用法では、literallyはfiguratively(比喩的に)の反対側にある言葉として理解するとわかりやすいです。

よくある形は take literally

本来の意味でよく使われる形が、take A literallyです。

これは
「Aを文字どおりに受け取る」
という意味です。

たとえば、冗談や皮肉を本気で受け取ってしまったときに使えます。

  • Don’t take it literally.
    それを文字どおりに受け取らないで

英会話では意外とよく出る形なので、literally単体よりもセットで覚えるのがおすすめです。

literallyの強調の使い方

1. 本当だと強く伝えるliterally

会話でのliterallyは、「本当にそうなんだ」と事実を強めるために使われることがあります。

この場合は、大げさというより、驚くような事実を強く言っている感覚です。

  • There were literally hundreds of people there.
    そこには本当に何百人もいた
  • I literally just got home.
    今ほんとに帰ってきたところ
  • She literally lives next door.
    彼女は文字どおり隣に住んでいる

ここでのliterallyは、「盛っていない」「本当にそのまま」という響きを持つことがあります。

2. 気持ちを大げさに出すliterally

もう1つが、ネイティブの会話でよく耳にする誇張のliterallyです。

この用法では、実際にはそうではないのに、

  • I literally died.
  • I literally can’t move.
  • I literally froze.

のように言って、感情の強さを出します。

日本語にすると、

  • マジで死んだと思った
  • ほんと動けなかった
  • ガチで固まった

のような感覚に近いです。

ただし、ここで大事なのは、本当に死んだわけではないということです。
つまり、意味としては誇張ですが、会話としてはとても自然です。

この使い方を知らないと、英語を習い始めた人ほど「え、文字どおりじゃないの?」と混乱しやすくなります。

literallyとreally・actuallyの違い

似た意味に見える単語でも、ニュアンスはかなり違います。

literallyとreallyの違い

reallyは、いちばん広く使える強調語です。
「とても」「本当に」「実際に」など、かなり幅広く使えます。

  • It’s really good.
    すごくいい
  • I really like it.
    本当に好き

一方でliterallyは、ただの強調よりも、
「文字どおり」または「そこまで言いたくなる強い感じ」が出やすい単語です。

比べると違いがわかります。

  • I’m really tired.
    かなり疲れている
  • I’m literally falling asleep.
    眠りに落ちそうなくらい、ほんとに限界

つまり、迷ったらreallyのほうが無難です。
literallyは、使うと少し表情が強くなります。

literallyとactuallyの違い

actuallyは、強調というより事実をはっきりさせる感じの語です。
「実は」「実際には」「いや、正確には」のようなニュアンスがあります。

  • I thought he was Canadian, but he’s actually Australian.
    彼はカナダ人だと思っていたけれど、実はオーストラリア人だ
  • Actually, I disagree.
    いや、実は私は反対です

これに対してliterallyは、
事実の訂正よりも、意味の正確さや感情の強さに関わることが多いです。

ざっくり言うと、違いはこうです。

  • actually:事実を言い直す・訂正する
  • really:広く使える普通の強調
  • literally:文字どおり/強い実感/誇張まじりの強調

literallyを自然に使うコツ

まずは「本来の意味」と「強調」を分けて考える

literallyを自然に使うコツは、最初から1つの日本語に固定しないことです。

毎回「文字どおり」と訳そうとすると不自然になりますし、
毎回「マジで」と訳してもズレます。

判断の流れはシンプルです。

  1. 本当にそのままの意味か?
  2. そうでなければ、事実の強調か?
  3. それでも違うなら、感情を大げさに出しているか?

この3段階で考えると、かなり整理しやすくなります。

会話では便利だが、使いすぎると重くなる

literallyは便利な単語ですが、何度も続けて使うと少しくどく聞こえることがあります。

たとえば、

  • I was literally so tired.
  • It was literally the worst.
  • I literally couldn’t think.

と連発すると、話し方がやや大げさに聞こえます。

会話では自然でも、1文の中に何回も入れないほうがすっきりします。

文章では別の語に置き換えたほうがよいこともある

カジュアルな会話では自然でも、レポート・ビジネス文書・説明文では、literallyより別の語のほうが合うことがあります。

たとえば、

  • exactly
  • actually
  • in fact
  • really
  • directly

などに置き換えたほうが、意図がはっきりする場合があります。

特に、誇張のliterallyは人によって好みが分かれるので、
かたい文章では使いすぎないほうが安全です。

literallyに関するよくある質問

literallyはスラングですか?

「若者だけのスラング」と決めつけるのは少しズレます。

たしかに、会話ではカジュアルに使われやすく、
「マジで」に近い響きを持つこともあります。
ただ、英語辞書では強調用法そのものが一般的な用法として載っているため、単純にスラングだけとは言い切れません。

覚え方としては、
「口語的でカジュアルな強調表現」
くらいにしておくとちょうどいいです。

literallyは「figuratively」と逆の意味ですか?

本来の意味では、ほぼその理解で大丈夫です。

  • literally = 文字どおり
  • figuratively = 比喩的に

ただし、実際の会話ではliterallyが誇張の強調として使われるため、そこがやや厄介です。
だからこそ、英会話では文脈を見ることが大切です。

literallyは必ず「本当に」と訳せますか?

必ずではありません。

文脈によって、

  • 文字どおりに
  • 本当に
  • まさに
  • ガチで
  • マジで

など、訳し分ける必要があります。

1語1訳で覚えないことが、literallyを理解する近道です。

literallyの例文まとめ

最後に、使い方ごとに例文をまとめます。

本来の意味の例文

  • He interpreted the sentence literally.
    彼はその文を文字どおりに解釈した
  • Don’t take everything literally.
    何でも文字どおりに受け取らないで
  • The sign literally says “Do not enter.”
    その表示には文字どおり「入るな」と書いてある

事実を強く言う例文

  • I literally live five minutes from the station.
    駅から本当に5分のところに住んでいる
  • There were literally no seats left.
    本当に席が1つも残っていなかった
  • She literally finished it in one day.
    彼女は本当に1日でそれを終えた

感情を強く出す例文

  • I literally panicked.
    マジで焦った
  • We literally ran the whole way.
    ほんとにずっと走った
  • I literally couldn’t believe it.
    本当に信じられなかった

まとめ

literallyは、「文字どおりに」だけで終わらない単語です。

大事なのは、次の3つで整理することです。

  • 本来の意味:比喩ではなく、そのままの意味
  • 事実の強調:本当にそうだと強く言う
  • 感情の強調:大げさに気持ちを出す

この3つを区別できるようになると、ネイティブの会話で出てくるliterallyがかなりわかりやすくなります。

最初は、
take literally
I literally…
のようなよく出る形から覚えるのがおすすめです。

「文字どおり」と「マジで」の両方を使い分けられるようになると、literallyは一気に身近な単語になります。

この記事を書いた人

英語表現の意味・違い・使い分け、英語例文・英語メール・会話フレーズ、英会話のコツ・勉強法、英検・TOEIC・TOEFLの対策方法、英語学習アプリ・オンライン英会話・英語コーチングなどの情報を発信しています。
自身の英語学習経験と、教材・学習サービスの利用経験をもとに、初心者にもわかりやすく、実際に役立つ情報を重視して記事を作成しています。記事は辞書・公式情報・教材情報などを確認し、必要に応じて内容を更新しています。

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