if / whether 違い|「〜かどうか」の英語はどう使い分ける?

英語で「〜かどうか」と言いたいとき、ifwhether のどちらを使えばいいのか迷うことがあります。

結論からいうと、どちらも使える場面はあります。ただし、いつでも完全に同じではありません。
特に、選択肢をはっきり出すときかたい文脈で書くときwhether or notwhether to の形を使うときは、whether を選ぶのが自然です。

一方で、会話では if がよく使われます。
そのため、まずは「両方使える場面」と「whether のほうが安全な場面」を分けて覚えるのが近道です。

この記事では、初心者でも判断しやすいように、最初に結論 → 次に使い分け → 最後に例文の順で整理します。

目次

if / whether の違いを先に結論だけ知りたい人へ

まずは、いちばん大事なポイントだけ押さえましょう。

スクロールできます
場面ifwhether
「〜かどうか」を普通に言う使える使える
会話で自然に言いたいよく使う使える
かたい文・フォーマルな文使えるがやや口語的向いている
選択肢をはっきり出す不自然になることがある向いている
whether or not の形不可使える
whether to do の形不可使える
前置詞の後不可使える
「もし〜なら」の意味使える基本使わない

覚え方はシンプルです。

迷ったら次の3つで判断してください。

  • 「もし〜なら」なら if
  • 「〜かどうか」で会話中心なら if でも whether でも可
  • 迷ったら whether を選ぶと安全な場面が多い

if と whether がどちらも使える場面

「〜かどうか」を目的語として入れるとき

まず、いちばんよく使うのがこの形です。

  • I don’t know if he will come.
  • I don’t know whether he will come.

どちらも、
「彼が来るかどうかわからない」
という意味で使えます。

このタイプは、英語学習で特によく出てきます。

  • I wonder if …
  • I’m not sure if …
  • She asked if …
  • We need to know if …

こうした文では、if も whether も使えることが多いです。

会話では if がよく使われる

日常会話では、whether より if のほうが軽くて自然に聞こえることがあります。

たとえば、友だち同士なら次のような文が自然です。

  • Let me know if you can come.
  • I’m not sure if she likes it.
  • Can you check if the shop is open?

どれも会話でよく見かける形です。

そのため、普段の英会話では
「〜かどうか」=まず if を思い浮かべる
でも大きくは困りません。

ただし、それで全部済ませようとすると、あとで whether しか使えない形 にぶつかります。
次でそこを整理しましょう。

whether を使うほうが自然、または whether が必要な場面

選択肢をはっきり出すとき

AかBかのように、選択肢を意識させたいときは whether が向いています。

  • I can’t decide whether to go now or wait.
  • We need to discuss whether the plan should continue or stop.

このときの whether は、単なる「〜かどうか」よりも、
「どちらにするか」「どの可能性なのか」
という判断をはっきり出す感覚があります。

そのため、選択肢が見える文では、whether のほうが読み手に親切です。

whether or not を使うとき

「〜かどうか」を強めてはっきり言いたいとき、よく使うのが whether or not です。

  • Please tell me whether or not you can attend.
  • I’m not sure whether or not I should apply.

この形では、whether を使います。

一方、if or not という並びは基本的に使いません。
if を使うなら、or not は後ろに回すのが普通です。

  • I’m not sure if I should apply or not.

つまり、形の違いはこうです。

  • whether or not … → OK
  • whether … or not → OK
  • if … or not → OK
  • if or not … → NG と考えておくと安全です

whether to do の形を使うとき

「〜するべきかどうか」「〜するか迷っている」と言いたいときは、whether to + 動詞の原形 を使えます。

  • I don’t know whether to tell him.
  • She’s thinking about whether to change jobs.

この形はとても便利です。
日本語の「〜するかどうか」にぴったり合うので、書き言葉でも会話でも使えます。

ただし、ここでは if to do にはできません。

  • I don’t know if to tell him.
    → 不自然

このルールは覚えやすいので、whether を選ぶ決め手として持っておくと便利です。

前置詞の後に置くとき

前置詞の後ろに「〜かどうか」を置く場合も、whether を使います。

  • We talked about whether we should move.
  • I’m worried about whether she is ready.

この位置では if は不自然です。

英語では、前置詞の後ろは形が限られやすいので、
about whether / on whether / over whether
のように覚えておくと実用的です。

かたい文・フォーマルな文にしたいとき

メール、レポート、会議、説明文など、少しかしこまった文では whether がよく合います。

たとえば、

  • We need to determine whether the proposal is feasible.
  • The committee will decide whether further action is necessary.

のような文です。

もちろん if が完全に間違いというわけではありません。
ただ、文書として整って見えやすいのは whether です。

特に、仕事の英語や試験英作文では、
迷ったら whether に寄せる
のが無難です。

if を使うほうが自然な場面

「もし〜なら」は if

ここは非常に大事です。

if には
「〜かどうか」
だけでなく、
「もし〜なら」
という意味があります。

  • If it rains, we’ll stay home.
    雨なら、家にいます。
  • If you need help, call me.
    もし助けが必要なら、電話して。

この用法では、whether は使いません

つまり if を見たら、まず
「これは“かどうか”なのか、“もし”なのか」
を考える必要があります。

会話で軽く聞く・確認するとき

次のような場面では if がよく使われます。

  • Ask her if she’s free.
  • Check if the door is locked.
  • Let me know if you’re interested.

話し言葉としてはとても自然です。
英語らしいテンポのよさもあります。

ただし、この if はときどき
「もし〜なら」
にも読めてしまうことがあります。

そこが次の注意点です。

if と whether で迷いやすいポイント

if は意味があいまいになることがある

たとえば次の文を見てください。

  • Let me know if he is coming.

この文は文脈によって、

  • 彼が来るかどうか教えて
  • 彼が来るなら教えて

のように読めることがあります。

会話なら文脈でほぼ分かることもありますが、
文章ではあいまいさが残ることがあります。

そんなときは whether を使うと誤解が減ります。

  • Let me know whether he is coming.

さらに、必要なら or not を加えると、意味がもっとはっきりします。

  • Let me know whether or not he is coming.

「選択」や「判断」を出したいなら whether がわかりやすい

たとえば次の2文を比べてください。

  • We need to decide if we should cancel the trip.
  • We need to decide whether we should cancel the trip.

前者でも伝わりますが、後者のほうが
「実行するか、やめるかを判断している」
感じが出やすいです。

特に、会議・報告・説明では、whether のほうが論理が見えやすいことがあります。

迷ったときの実用ルール

ここまでを、すぐ使える形で整理します。

まず意味を確認する

最初に考えるのはこれです。

その if は「もし」なのか、「〜かどうか」なのか。

  • 「もし〜なら」 → if
  • 「〜かどうか」 → if / whether を検討

この順で考えるだけで、かなりミスが減ります。

次に形を確認する

「〜かどうか」なら、次のチェックをします。

whether を使うべき形

  • whether or not
  • whether to do
  • 前置詞 + whether
  • 選択肢をはっきり出す文
  • フォーマルな文

if でもよい形

  • I know if / whether …
  • I wonder if / whether …
  • She asked if / whether …
  • I’m not sure if / whether …

最後に、迷ったら whether

初心者にとっては、
「if にも whether にもできそうだけど不安」
という場面がいちばん困ります。

そんなときは、whether を選ぶと安全なことが多いです。

なぜなら、whether は

  • 選択をはっきり出しやすい
  • かたい文にも合う
  • whether or not にできる
  • whether to にできる
  • 前置詞の後にも置ける

というように、使える範囲が広いからです。

すぐ使える例文集

日常会話で使いやすい文

  • I don’t know if she’s home.
    彼女が家にいるかどうかわかりません。
  • Let me know if you can make it.
    来られるかどうか教えてください。
  • I’m not sure whether it’s a good idea.
    それがよい考えかどうか確信がありません。
  • We’re wondering whether to leave now.
    今出るべきかどうか考えています。

学校英語・試験で使いやすい文

  • I asked him whether he had finished the work.
    彼に、その仕事を終えたかどうか尋ねました。
  • She couldn’t decide whether to accept the offer.
    彼女はその申し出を受けるべきかどうか決められませんでした。
  • We talked about whether the plan would succeed.
    私たちはその計画がうまくいくかどうかについて話し合いました。
  • Please tell me whether or not you agree.
    賛成かどうか教えてください。

ビジネスやメールで使いやすい文

  • Please confirm whether the meeting will take place.
    会議が実施されるかどうかご確認ください。
  • We need to determine whether additional costs will arise.
    追加費用が発生するかどうかを判断する必要があります。
  • I would appreciate it if you could let me know whether or not the schedule has changed.
    日程が変わったかどうかをお知らせいただけますと幸いです。

よくある間違い

if or not と言ってしまう

不自然になりやすい例です。

  • × Please tell me if or not you agree.

自然なのは次です。

  • ○ Please tell me whether or not you agree.
  • ○ Please tell me if you agree or not.

if to do と言ってしまう

これもよくあるミスです。

  • × I don’t know if to go.
  • ○ I don’t know whether to go.

「〜するかどうか」で to不定詞 を使いたいなら、whether です。

前置詞の後に if を置いてしまう

  • × We talked about if we should cancel it.
  • ○ We talked about whether we should cancel it.

このパターンはテストでも書き言葉でも出やすいので、早めに慣れておくと安心です。

よくある質問

I don’t know if … は間違いですか?

間違いではありません。
むしろ、会話ではとても普通です。

ただし、書き言葉で少しかたい印象にしたいときや、意味をはっきりさせたいときは whether のほうが向いています。

whether はいつもフォーマルですか?

ややフォーマル寄りではありますが、不自然にかたすぎるわけではありません。
普通の会話でも使えます。

ただ、友だち同士の軽い会話では if のほうが口から出やすいことが多い、という程度に考えておけば大丈夫です。

結局、最短で覚えるならどう覚えればいいですか?

次の形で覚えるのがおすすめです。

  • if = もし
  • if / whether = 〜かどうか
  • whether = 選択・フォーマル・whether or not・whether to・前置詞の後

これだけでも、かなり実戦で使い分けられます。

まとめ

ifwhether は、どちらも「〜かどうか」を表せる場面があります。
ただし、同じように見えて、使いやすい場面は少し違います。

大事なのは次の整理です。

  • 「もし〜なら」なら if
  • 普通の「〜かどうか」なら if / whether どちらも可
  • 選択肢をはっきり出すときは whether
  • whether or not、whether to、前置詞の後は whether
  • 会話では if がよく使われる
  • フォーマルな文では whether が使いやすい

最初から全部を完璧に区別しようとしなくて大丈夫です。
まずは、

I don’t know if …
I’m not sure whether …
whether or not …
whether to …

この4つを自分で作れるようにすると、使い分けが一気に安定します。

最後にひとつだけ覚えるなら、これで十分です。

迷ったら、会話は if、文章は whether 寄りで考える。 ただし、whether or not・whether to・前置詞の後は whether。

これが、いちばん実用的な覚え方です。

この記事を書いた人

英語表現の意味・違い・使い分け、英語例文・英語メール・会話フレーズ、英会話のコツ・勉強法、英検・TOEIC・TOEFLの対策方法、英語学習アプリ・オンライン英会話・英語コーチングなどの情報を発信しています。
自身の英語学習経験と、教材・学習サービスの利用経験をもとに、初心者にもわかりやすく、実際に役立つ情報を重視して記事を作成しています。記事は辞書・公式情報・教材情報などを確認し、必要に応じて内容を更新しています。

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